「差別ない社会実現を」 ヘイト訴えた川崎市の崔さんらに人権賞 東京弁護士会

2020年12月1日 12時06分
東京弁護士会人権賞に決まり記者会見する崔江以子さん(右)と浜田正晴さん=11月30日、東京・霞が関の司法記者クラブで

東京弁護士会人権賞に決まり記者会見する崔江以子さん(右)と浜田正晴さん=11月30日、東京・霞が関の司法記者クラブで

  • 東京弁護士会人権賞に決まり記者会見する崔江以子さん(右)と浜田正晴さん=11月30日、東京・霞が関の司法記者クラブで
 東京弁護士会は30日、「第35回東京弁護士会人権賞」に、ヘイトスピーチの被害を実名で訴え、解消法やヘイトに刑事罰を設けた全国初の川崎市の条例成立に貢献した川崎市の在日三世、崔江以子さん(47)と、社内窓口への内部告発後に配置転換され、勤務先のオリンパスを相手取った訴訟で勝訴した浜田正晴さん(60)らを選んだと発表した。
 都内で記者会見した崔さんは「抗議の声を上げた良識ある市民みんなで受賞したと胸を張りたい」と喜びを語った一方、インターネット上では被害が続いているとして「差別のない社会の実現に向け、歩みを進めたい」と力を込めた。
 浜田さんは「正直者がばかを見る社会ではいけない。自分だけの問題ではないという強い思いだった」と振り返った。浜田さんが問題点を指摘した公益通報者保護法は六月に改正され、通報窓口の担当者に守秘義務を課し、漏えいに罰則が導入された。
 他に受賞したのは北洋建設(札幌市東区)。長年にわたり刑務所出所者を積極的に雇用するなど、再犯防止への取り組みが評価された。(共同)

関連キーワード

PR情報

神奈川の新着

記事一覧