MIRACLE8年ぶりV 東京新聞杯小学生バレーボール大会・女子の部
2020年11月19日 01時00分
女子と男子の準決勝、決勝が8日、板橋区の小豆沢体育館で行われ、女子はMIRACLE・FVC(府中)が昨年の優勝チーム、鷹番JVC(目黒)を2−1で破り、8年ぶりの優勝を果たした。(竹下陽二)
▽女子決勝
MIRACLE・FVC 2(18−21)1 鷹番JVC
(21−13)
(15-13)
これは、奇跡ではない。総合力の勝利だ。MIRACLEが、昨年の優勝チームで、攻撃力でまさる鷹番を破り、8年ぶりの歓喜だ。
準決勝で強豪・藤橋JVC(青梅)に第1セット(以下S)21−18、第2Sを21−19と死闘を制して決勝に勝ち上がったMIRACLEの前に立ちはだかったのが、昨年の鷹番優勝の立役者の一人で、172センチと長身のエース小林愛雅。どう見ても分が悪そうだった。第1Sは優勢に進めながら、逆転で18−21と落としてしまったMIRACLEだが、第2Sでそのショックを引きずることはなかった。21−13でイーブンにすると、第3Sはその勢いのまま15−13で激勝。
「向こうは、素晴らしいエースがいる。うちはチャレンジャー。飛び抜けた選手はいないから、総合力しかなかった。第1セットを落とした後、一人一人が自分の役割を果たそう。自分の良さをコートにぶつけろ。勝ち負けは関係ない。みんなで戦っていこうと伝えた。子供たちはよくやってくれました」と山野辺和彦監督はしみじみ。攻撃の中心として、チームをけん引した廣澤佳奈主将は「去年は準決勝で負けた。今年はコロナで試合も練習もできなくなった。つらかった分、試合にぶつけました」と満面の笑みを浮かべていた。
MIRACLE・FVC 2(18−21)1 鷹番JVC
(21−13)
(15-13)
気持ち切り替え
これは、奇跡ではない。総合力の勝利だ。MIRACLEが、昨年の優勝チームで、攻撃力でまさる鷹番を破り、8年ぶりの歓喜だ。
準決勝で強豪・藤橋JVC(青梅)に第1セット(以下S)21−18、第2Sを21−19と死闘を制して決勝に勝ち上がったMIRACLEの前に立ちはだかったのが、昨年の鷹番優勝の立役者の一人で、172センチと長身のエース小林愛雅。どう見ても分が悪そうだった。第1Sは優勢に進めながら、逆転で18−21と落としてしまったMIRACLEだが、第2Sでそのショックを引きずることはなかった。21−13でイーブンにすると、第3Sはその勢いのまま15−13で激勝。
「向こうは、素晴らしいエースがいる。うちはチャレンジャー。飛び抜けた選手はいないから、総合力しかなかった。第1セットを落とした後、一人一人が自分の役割を果たそう。自分の良さをコートにぶつけろ。勝ち負けは関係ない。みんなで戦っていこうと伝えた。子供たちはよくやってくれました」と山野辺和彦監督はしみじみ。攻撃の中心として、チームをけん引した廣澤佳奈主将は「去年は準決勝で負けた。今年はコロナで試合も練習もできなくなった。つらかった分、試合にぶつけました」と満面の笑みを浮かべていた。
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