夜間中学 相模原市、22年度開校へ 県内から広く受け入れ

2020年12月2日 07時18分
 外国籍や不登校などが原因で中学教育を十分受けられなかったり、戦後の混乱期で義務教育を修了できなかったりした人らが通う夜間中学について、県教育委員会の桐谷次郎教育長は一日の県議会代表質問で「相模原市教委が二〇二二年四月の開設を目指している。県も仕組みづくりに協力する」と明らかにした。
 県内から広く生徒を受け入れる目的で、場所は利便性の高い相模大野地区(相模原市南区)とする。設置に適した市立中学がないため、当面は県立神奈川総合産業高校(同)を使う。運営費や人件費の負担は県と市の教委で話し合う。
 県内の公立夜間中学は横浜市立蒔田中と川崎市立西中原中があるが、ともに「市内在住・在勤者」が対象。相模原市や県央地区も外国籍住民が多いものの、通う先がなかった。県教委が一七年度、横浜、川崎両市を除いた三十一市町村でアンケートを実施した結果、夜間中学の設置を望む声は百六十件あり、うち百十八件が相模原市と県央地区からの要望だったという。 (志村彰太)

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