大勝負で苦戦が続いていた永瀬王座「やっと…」 王将戦で渡辺三冠に挑戦へ

2020年12月2日 12時54分
終局後、取材に笑顔を見せる永瀬拓矢王座=東京・千駄ケ谷の将棋会館で

終局後、取材に笑顔を見せる永瀬拓矢王座=東京・千駄ケ谷の将棋会館で

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 将棋・王将戦の挑戦者を決める対局が11月30日、東京・千駄ケ谷の将棋会館であり、横浜市中区出身の永瀬拓矢王座(28)が、豊島将之竜王・叡王(30)に勝ち、渡辺明王将(36)=名人、棋王と合わせて三冠=への挑戦を決めた。
 永瀬さんと豊島さんは、王将戦挑戦者決定リーグ戦でともに5勝1敗の成績をあげ、プレーオフの一局が指されることになった。永瀬さんは不利とされる後手番になったが、事前の周到な準備をうかがわせる指し回しを見せ、快勝した。終局後「やっと挑戦権をつかむことができて良かった」と安堵あんどした様子だった。
 永瀬さんは高い勝率をあげる一方、6月にあった棋聖戦、王位戦の挑戦者決定戦で藤井聡太王位・棋聖(18)に相次いで敗れ、保持していた叡王を9月、豊島さんに奪われるなど大勝負での苦戦が続いていた。
 渡辺さんは2017年度の棋王戦5番勝負で対局し、2勝3敗で惜しくも敗れた相手。永瀬さんは「自分も棋力が上がっていると思うので、前に感じた棋力差から差は縮められていると思う」と意気込みを語った。 (樋口薫、加藤寛太)

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