古関メロディーの校歌を後世に 大田・雪谷中に直筆楽譜のパネル 「よい仕事おこしネット」が贈る

2020年12月3日 06時36分

川本理事長(左)から楽譜のパネルを贈られた生徒ら=大田区立雪谷中で

 NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルにもなった作曲家、古関裕而(こせきゆうじ)さん(一九〇九〜八九年)の直筆による大田区立雪谷中学校歌の楽譜のパネルが二日、全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」から雪谷中に贈られた。
 古関さんは、雪谷中の前身の大森第九中学校歌を手掛け、「昭和二十五年三月十二日制定」などと直筆で書かれた楽譜三枚が校内に残っている。
 十一月に大田区で開かれた大商談会「2020“よい仕事おこし”フェア」(東京新聞後援)で、よい仕事おこしネットは「古関メロディーで日本を繋(つな)ごうプロジェクト」と題し、全国の学校などから集めた古関さん作曲の校歌や社歌の合唱映像を公開した。
 雪谷中も撮影に協力したため、直筆の楽譜三枚を後世に残してもらおうと、縦約八十センチ、幅約一・八メートルの楽譜のパネルを制作した。
 雪谷中では、よい仕事おこしネット事務局の城南信用金庫(本店・品川区)の川本恭治理事長らが訪れ、生徒たちに楽譜のパネルを披露。生徒会長の篠原有穂さん(14)は「朝ドラのモデルになる人に校歌をつくってもらったなんて、すごい」と喜んでいた。
 生涯に約五千曲を作曲した古関さんは、多くの校歌も手掛けた。古関裕而記念館(福島市)のホームページによると、都内の学校では小学校から大学、専門学校まで四十五校の校歌、応援歌などを作曲している。 (宮本隆康)

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