コロナワクチン、ロシアが大規模接種へ 英国のファイザー承認に対抗か

2020年12月3日 10時57分
ロシアが開発した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」=モスクワ通信社提供

ロシアが開発した新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」=モスクワ通信社提供

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 【モスクワ=小柳悠志】ロシアのプーチン大統領は2日、自国で開発された新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」の大規模接種を来週から始めるよう、ゴリコワ副首相に指示した。英政府が米製薬大手ファイザーが開発したワクチンを来週から接種すると発表したことに対抗する思惑があるとみられる。
 スプートニクVは8月、新型コロナワクチンとしてロシア政府が承認していた。感染リスクが高い医療関係者など10万人以上が先行して接種を受けているが、大規模生産体制が整ったことから国民の幅広い層に接種していく方針だ。
 ただ最終段階の臨床試験(治験)は続いており、有効性や安全性を疑う声も根強くある。
 開発に携わる政府系「ロシア直接投資基金」によると、ワクチンの有効性は95%程度。ブラジルやインドなど外国にも供給する計画だ。

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