あきる野女子 爆勝連覇! 東京新聞杯東京都小学生女子ソフトボール秋季大会

2020年11月12日 01時00分
 コロナ禍の影響で春以降の大会が中止となり、約9カ月ぶりとなった都大会が10月24、25の両日、東京都葛飾区の柴又野球場で開催された。男子5、女子10チームが、それぞれトーナメントで競い、女子はオールあきる野女子が秋季大会連覇を圧勝で飾った。優勝チームは来春の春季全日本大会(鹿児島)、準優勝チームは関東選抜大会(葛飾)に出場する。 (都丸満)
 ▽決勝
奥戸青空
    003|3
    3114|18
オールあきる野女子
 (3回コールド)
(奥)杉浦花音−梅野希菜
(あ)北村葉琉−川合瑠香

[photo] 秋季大会連覇を達成したオールあきる野女子


 創部以来指揮を執っていた柴崎特攻監督に代わり、武田寿明監督が率いる女王・オールあきる野女子が、2019年夏、同秋、そして今秋の3大会連続優勝を決めた。
 秋季2年連続16回目の頂点に大きく貢献したのは、エース・北村葉琉と捕手・川合瑠香の4年生バッテリー。「試合に合わせてコントロールできました」と笑顔を見せた右腕。準決勝では、今大会屈指の右腕、石神井スマイル(練馬)の原田圓子と対戦したが、「1番から9番までしっかり打てる」(武田監督)という打線が、力投するエースを後押しし完勝。

[photo] 大会を一人で投げきったオールあきる野女子の先発・北村葉琉


 決勝では初回に、先頭の原崎菜緒の右前打に連続四球、さらに敵失も絡み3点を先行。4−0の3回表には唯一の失策から3連打を許し、1点差まで詰め寄られる場面もあった。しかしその裏、2死から4番・川合が出塁すると、ここから自慢の打線が爆発。武田珀の走者一掃3点二塁打を含む10安打、14人連続出塁で一挙14点を奪い、3回コールドで頂点に立った。
 関心春主将は「楽しかった。いままで練習してきた成果が出せました」とニッコリ。それでも半年後の全国大会に向け「ミスがあったので、そこを直していきたい」と課題を語り、武田監督も「守備が反省点ですね。ちゃんとやらないと全国では上位に行けない」とキッパリ。
 4年生バッテリーに強力打線の投打がかみ合う“チーム武田”が、都大会4連続、そして2017年以来2度目の全国制覇へ突き進む。
 ◆女子優勝メンバー◆ 
(10)関心春(1)北村葉琉(2)川合瑠香(3)加藤希咲(4)武田珀(5)辻七海(6)原●菜緒(7)矢崎望愛(8)相川燿輝(9)伊藤のぞみ(11)橋本彩(12)鈴木伶彩(13)相川奈緒(14)中根日菜乃(15)吉本渚咲(16)吉本心渚(17)溝口心彩(18)溝口七彩

奥戸青空大敗準Vも満足度85%


[photo] 女子準優勝の奥戸青空


 結果的には一方的な展開で破れた奥戸青空(葛飾)だったが、女王を苦しめる場面もあった。
 4点差とされた3回表、砂子澤望々の左中間2点三塁打、さらに辻紗海の右翼への適時打で1点差まで詰め寄ったが、その裏には大量失点でコールド負けを喫した。
 「できる事を精いっぱいやった。あそこで逆転できていたら…。実力の差がでましたね」と川原正一監督。それでも「ここ数年は低迷していたけど久しぶりの決勝進出。頑張ってくれました」と目尻を下げ、梅野希菜主将は「楽しかったです。満足度85%、残りは負けたから…」と語り、関東大会では「優勝!」とキッパリ。川原監督も「立て直して都代表として恥じないように頑張ります」と気を引き締めていた。
 ◆女子準優勝メンバー◆ 
(10)梅野希菜(1)杉浦花音(2)砂子澤望々(3)関夏苗(4)谷口あおい(5)川崎愛生(6)辻紗海(7)鈴木さくら(8)井口美央(9)五十嵐羽那(11)佐藤希央(12)吉村咲智(13)山下桃花(14)山下奈南(15)成田夏凛

石神井3位 リベンジを誓う


[photo] 女子3位の石神井スマイルの選手ら


 ○…「強かった、力負けですね」と振り返る石神井スマイルの吉山雄樹監督。女王・あきる野に破れ3位に終わった。
 それでも、先発した原田圓子が葛飾ダイヤモンドガールズ(葛飾)との初戦で完封。準決勝でも、あきる野の強力打線から5三振を奪う力投を見せた。現高校2年生の先輩が全国準優勝を果たして以来の4強に、吉山監督は「コロナ禍で、なかなか練習ができない中、子供たちは頑張ってくれたかな」とたたえ、吉山和心主将は「負けて悔しかったけど、次の目標とかが分かった。次、あきる野と戦う時は絶対に勝ちたい」と涙ながらにリベンジを誓った。

三鷹3位 悔いなし涙なし


[photo] 女子3位の三鷹ゼファーの選手ら


 ○…最近は大会初日で終えていたという三鷹ゼファー(三鷹)が、2日目に進出し3位入賞。
 高橋丈監督は「よく頑張った。(コロナで試合が少なく)どのくらい実力がついているか分からなかった。奥戸さん相手にここまで戦えて手応えあったかな」とうなずき、吉崎圭主将は「負けても悔しくない。奥戸から(目標の)倍の6点を取れた。成長できたと思う」と胸を張り「次は優勝できると思います。自信なくしたら終わりですから」と力強く語った。
 ◇女子
 ▽1回戦
足立レインボーガールズ(足立)3−2 大田ガールズ(大田)
国立七小育成会(国立)7−0 練馬ウエスト(練馬)
 ▽2回戦
オールあきる野女子(あきる野)6−3 足立レインボーガールズ
石神井スマイル(練馬)4−0 葛飾ダイヤモンドガールズ(葛飾)
三鷹ゼファー(三鷹)8−2 興宮マーブルス(江戸川)
奥戸青空(葛飾)12−3 国立七小育成会
 ▽準決勝
オールあきる野女子 8−0 石神井スマイル
奥戸青空 13−6 三鷹ゼファー

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