<新型コロナ>神奈川で188人感染 91人クラスター発生の「ふじの温泉病院」で感染収束、外来再開へ

2020年12月4日 20時13分
 神奈川県内で4日、新型コロナウイルスに感染した70~80代の男女4人の死亡と、188人の感染が明らかになった。新規感染者のうち106人が感染経路不明。県や、横浜、川崎など6市の保健当局が発表した。
 横浜市によると、死亡したのはクラスター(感染者集団)が発生した済生会横浜市東部病院(鶴見区)の入院患者2人と有料老人ホームの利用者1人、感染経路不明の男性1人。新規感染者は88人。社員1人が感染していた会社で新たに社員4人の陽性が判明し、クラスターと認定した。市内の有料老人ホームで県発表分も含めて2人、高齢者デイサービス施設で1人の感染が分かり、クラスターはそれぞれ計24人、計12人になった。
 県は33人を発表。このうち20~60代の男性5人は三浦市の港を拠点とする漁船員で出漁中に集団感染したとみられる。船員9人のうち感染者は計6人となり、クラスターと認定した。みどり野リハビリテーション病院(大和市)で入院患者ら2人の感染が分かり、クラスターは計18人になった。平塚市消防本部の30代男性職員と県警本部通信指令課の50代男性職員の感染も分かった。
 川崎市は未就学児から80代までの男女28人の感染を発表した。高津区の50代女性保育士ら15人の感染経路が不明という。
 相模原市は15人の感染を発表。緑区の特別養護老人ホームで職員ら3人の感染が分かり、クラスターは計9人となった。また、91人のクラスターが発生した「ふじの温泉病院」(緑区)で最後の感染者の確認から2週間の健康観察期間内に新規感染者が現れず、感染拡大は収束したと判断。病院は4日から新規入院患者の受け入れや外来診療を順次再開するという。
 横須賀市は9人の感染を発表した。50代と60代の女性看護師は、それぞれ市立市民病院の感染症病棟と横須賀共済病院で勤務している。9人のほか、横浜市に住み税務部で勤務する20代男性職員の感染も発表した。
 藤沢市は9人の感染を発表した。市立小学校の女子児童と市立中学校の男子生徒が含まれており、それぞれの学校は4日、臨時休校した。またクラスターが発生したサービス付き高齢者向け住宅に関連して2人の感染が判明した。
 茅ケ崎市は6人の感染を発表した。うち3人は先に家族や仕事仲間らの感染が判明している。

神奈川県庁

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