ことしの高視聴率番組 ラグビー、災害情報に関心

2019年12月30日 02時00分

年間最高視聴率を記録したラグビーW杯準々決勝「日本×南アフリカ」戦

 平成が終わり、令和になった二〇一九年もあと二日。さまざまな出来事があったが、今年の高視聴率番組は-。 (藤浪繁雄)
 別表の年間トップ10はいずれも30%超。ラグビーワールドカップ(W杯)と、台風情報を伝えるニュースが上位を占めた。七位までは十月に集中した。日本代表が大活躍したラグビーW杯の中でも、準々決勝の南アフリカ戦が最高を記録した。同十二日に関東地方に大きな被害をもたらした台風19号関連のNHKニュースは終日、高視聴率だった。

大きな被害が出た台風19号。被害を伝えるニュースに関心が高かった=千葉県市原市で

 そのほかもスポーツ中継が圧倒的な強さを見せた。テニスの大坂なおみ選手が優勝した全豪オープンテニス決勝のほか、今年も「箱根駅伝」は際立っていた。世界野球は日本が優勝したため、まずまずだったが、ラグビーW杯の熱戦と重なったプロ野球の日本シリーズは、まったく振るわなかった。
 スポーツとニュース以外はトップ10入りしなかったものの、「24時間テレビ」は今夏も高視聴率だった。テレ朝系の「ポツンと一軒家」は20%超えの回もあり、好調だった。

朝ドラは好調続き。NHK連続テレビ小説「なつぞら」の広瀬すず(右)からバトンを手渡される「スカーレット」の戸田恵梨香=大阪市で

 ドラマでは、NHKの連続テレビ小説は三月まで放送された「まんぷく」、九月までの「なつぞら」、現在放送中の「スカーレット」と“高値安定”が続いている。「ポツンと-」と同時間帯のNHK大河ドラマ「いだてん」は不振だった。来年は明智光秀が主人公の「麒麟(きりん)がくる」で巻き返せるか。
 視聴率は、リアルタイム視聴が有力な一指標だが、録画して見る人や見逃し配信で楽しむ人も増え、テレビの見方は年々変化している。
 (視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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