<華宝塚>記憶に残る舞台人に 海乃美月(月組)

2019年12月12日 02時00分

「舞台を見るのが好き。下北沢(東京)の劇場にも行きます」と話す海乃美月

 月組公演「I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調べ-」は、ウィーンの老舗ホテルの後継ぎジョージ(珠城りょう)とオーストリア出身のハリウッド女優エマ(美園さくら)の恋模様を軸に、「故郷」「家族」などをテーマにした舞台。ホテルの社長で、一見自由奔放なジョージを見守る母親ロミーを演じている。
 「母、経営者、妻の三つの顔ですが、別々に考えると演じにくい。ホテルを経営している女性という部分を大事にしながらそれぞれ自然に演じられたら」と話す。ウィーン発のミュージカルで、オリジナル作品を現地で観劇し「地元の人に愛されているのを実感しました」と声を弾ませる。オーストリア以外の国では初上演で、「心が温かくなる、穏やかな気持ちで見終われる作品です」。
 幼少時からバレエを習い、小学四年の頃に宝塚を初観劇。「すごいな」くらいの印象だったが、その後観劇した「ベルサイユのばら」に圧倒され、「劇場から出たくない」と魅了された。中学生の時にミュージカルに主演して芝居の楽しさを知り宝塚を志願、夢をかなえた。
 歌、踊り、芝居の三拍子そろった娘役で、数々の舞台でヒロインを務めて実績十分。「以前は『踊りや歌が上手になりたい』などと思っていましたが、うまい、下手でなく、見た人の心に刻まれ、記憶に残る、そういう舞台人をめざしていきたいです」 (山岸利行)

●●三つの質問 ●●

 (1)無人島に何か一つだけ持っていくとしたら?
 -暗いのが苦手なので、明かりなどの光るもの。
 (2)「幸せだなあ」と感じるときは?
 -仲間とたわいもない話で盛り上がり、全員が笑っているとき。穏やかでいい時間です。
 (3)1週間休みがあったら何をしますか?
 -海外旅行に行きたいです。たとえばイタリアできれいな景色を見ておいしいものを食べたり、米ニューヨークのブロードウェーで観劇もしてみたい。

◆会える

 2020年2月24日~3月1日、東京建物Brillia HALL(東京・池袋)での月組公演「出島小宇宙戦争」に出演予定。
<うみの・みつき>
(1)出身地=富山県氷見市
(2)出身校=市立北部中学
(3)入団年=2011年
(4)愛称=うみ、くらげ
(5)趣味=舞台鑑賞
(6)好きな食べ物=白米

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