西川内閣官房参与が辞任「悪いことはしていないが…」 疑惑の鶏卵大手から接待 

2020年12月8日 20時17分

農林水産大臣室で写真に写る、(左から)「アキタフーズ」グループ元代表、吉川元農相、内閣官房参与を辞任する意向を伝えた西川公也氏。2018年11月21日付の西川氏のブログから=一部画像加工

 菅内閣で内閣官房参与を務める西川公也元農相(77)が参与を辞任する意向を政府側に伝えたことが8日、分かった。加藤勝信官房長官が記者会見で、西川氏から参与退任の申し出があったと明らかにした。内閣官房は8日夜、西川氏が同日付で退職したと発表した。
 西川氏を巡っては、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による吉川貴盛元農相への現金提供疑惑に絡み、クルーザーによる接待が明らかになっていた。
 西川氏は辞任の理由について周囲に「悪いことはしていないが、自民党と政府に迷惑を掛けるので身を引く」と説明しているという。加藤氏は会見で「一身上の都合だ」と語った。
 西川氏は2014年9月に農相に就任。自身が代表を務めていた自民党支部の政治資金問題の責任を取って15年2月に辞任した。17年10月の衆院選で落選した後、同11月に当時の安倍晋三首相が内閣官房参与に起用した。今年9月に就任した菅義偉首相も参与に再任していた。(共同)

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