新型コロナ 未就学の男児が重症、大阪で病床使用率が初の70%突破 

2020年12月9日 09時34分
年末年始の帰省をできるだけ控えるように呼び掛ける大阪府の吉村洋文知事=8日午後、大阪府庁

年末年始の帰省をできるだけ控えるように呼び掛ける大阪府の吉村洋文知事=8日午後、大阪府庁

 大阪府は8日、新型コロナウイルスに258人が感染し、60~90代の男女9人が死亡したと発表した。新たな重症者は14人で、府が公表した中で最も若い、基礎疾患のある未就学の男児が含まれる。治療中の重症者は最多の146人。206床の確保病床の使用率は70・9%となり、独自基準「大阪モデル」で医療崩壊が差し迫ったことを示す70%を初めて超えた。
 大阪モデルに基づき実施している不要不急の外出自粛要請や、飲食店への時短営業要請は、期限の15日まで残り1週間。ただ重症者は増え続けており、状況が改善しなければ延長も視野に入る。
 府は70%到達時に点灯する予定だった非常事態の「赤信号」を3日に前倒しして点灯、4日に外出自粛要請を始めた。11月27日からは大阪市北区と中央区の酒を提供する飲食店などに時短営業を要請している。
 吉村洋文知事は16日以降への延長や解除の基準について「(感染者や重症者の数が)今後1週間でどう推移するかが非常に重要だ。15日の直前に対策本部会議を開いて判断する」と表明。松井一郎市長は「感染拡大の基調であれば、延長もやむなしだ」と話す。(共同)

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