オンラインで診察・投薬できる環境整備を コロナ感染から復帰の桜井参院議員が訴え

2020年12月9日 06時00分

公衆トイレ利用時の接触感染リスクへの備えなどを田村憲久厚労相(右)に訴える桜井充参院議員(左)=厚労省で

 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養から復帰した無所属で自民党会派の桜井充参院議員(64)が8日、本紙の取材に応じた。桜井氏はベッドの空きがなく入院できなかった自身の経験を踏まえ、オンラインで診察・投薬できる環境整備や、トイレ内での感染防止対策の必要性を訴えた。
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◆「自宅療養できたのは医師の知識があったから」

 桜井氏によると、陽性が判明したのは先月13日。38・5度の高熱とせきの症状があったが、ベッドの空きがないと入院を断られ、自宅療養を理由に薬も処方されなかった。感染ルートは分かっていないが、先月9日に参加した懇親会が原因の可能性があるという。会場の同じトイレを利用した出席者1人も陽性と判定されたためだ。
 医師でもある桜井氏は「自宅療養できたのは医師としての知識があったから。感染者は薬も処方されず、自分の力で回復せざるを得ないので不安だ」と強調。本紙の取材に先立ち、田村憲久厚生労働相とも面会して一連の経緯を伝え、対策の充実を要望した。(市川千晴)

◆これまでに国会議員4氏ら

 これまでに新型コロナウイルスへの感染が判明した国会議員は桜井充氏のほか、自民党の高鳥修一、渡嘉敷奈緒美、立憲民主党の小川淳也の各衆院議員。衆参両院の複数の議員秘書も感染が明らかになっている。

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