独禁法違反の企業から献金 安倍氏代表の自民支部、19年に12万円

2020年12月9日 13時20分
衆院本会議に臨む安倍晋三前首相=11月24日

衆院本会議に臨む安倍晋三前首相=11月24日

 安倍晋三前首相が代表を務める自民党山口県第4選挙区支部が2019年、価格カルテルがあったとして公正取引委員会から独占禁止法違反の指摘を受けた製薬会社「日本ケミファ」(東京)から、12万円の献金を受けていたことが9日、政治資金収支報告書で分かった。献金は公取委が社名を公表した同6月以降だった。カルテルや談合に関与した企業の献金は違法ではないが、従来は批判を受けかねないため返還することが多い。
 安倍氏を巡っては「桜を見る会」前日の夕食会費用を補填した問題で、東京地検特捜部が秘書らを任意聴取するなどしている。政治資金について新たな問題が判明し、批判の声が上がりそうだ。
 共同通信は安倍氏の事務所に11月30日から今月8日にかけ、質問状を送付したり、繰り返し電話取材を試みたりしたが事務所側は「担当者がいない」などとして応じなかった。日本ケミファは「年2回定額で献金をしているが、今後同様のことがあれば社内で検討したい」とした。(共同)

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