憧れと現実は違う? 「本当に住みやすい街」埼玉・川口が2連覇 「住みたい街」と異なる顔触れ

2020年12月10日 10時10分
 住宅ローン大手のアルヒは9日、住環境や交通利便性などを基に専門家が選んだ首都圏の「本当に住みやすい街」の順位を発表した。1位に川口(埼玉県川口市)、2位に大泉学園(東京都練馬区)、3位には辻堂(神奈川県藤沢市)が選ばれ、1位が横浜、2位が東京・恵比寿だった別会社発表の「住みたい街ランキング」とは異なる結果が出た。
 「住みやすい街」は、①インフラ整備など住環境 ②交通の利便性 ③教育・文化環境 ④家賃相場などからみたコストパフォーマンス ⑤将来の街の発展性を基準に、住宅評論家桜井幸雄、不動産アナリスト岡本郁雄の両氏が選定した。
 川口は2年連続で1位。9日に東京都内で開かれた発表会で桜井氏は「コストパフォーマンスが高く、発展性もある」と評価。岡本氏は「東京にアクセスしやすい割に(住宅価格が)安い」と指摘した。駆けつけた川口市の奥ノ木信夫市長は「うれしくて感動している」と喜んだ。
 今年3月にリクルート住まいカンパニー(東京)が発表した「住みたい街」では1位が横浜、2位が恵比寿、3位が吉祥寺(東京都武蔵野市)だった。「住みやすい街」の選定について、アルヒの石橋薫執行役員は「データを基に、理想でなくその場所で生活するという視点から選んだ」と説明した。

◆「シニア編」1位は東京・武蔵小山

 アルヒは同時に「福祉・医療環境」「安全性」などを基準に選んだ中高年想定の「本当に住みやすい街 シニア編」も発表。1位は武蔵小山(東京都品川区)、2位は南大沢(東京都八王子市)、3位は平塚(神奈川県平塚市)だった。(池井戸聡)

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