Go Toトラベル「ステージ3の一部で一時停止を」コロナ分科会が提言

2020年12月11日 16時47分
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で発言する西村経済再生相(奥右から3人目)ら=11日午前、東京都千代田区

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で発言する西村経済再生相(奥右から3人目)ら=11日午前、東京都千代田区

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が11日、東京都内で開かれた。分科会後に尾身茂会長が会見。感染状況が「ステージ3」に相当する地域を3つに分類した上で、感染の「高止まり地域」や「拡大継続地域」では、GoToトラベルの一時停止や、飲食店の営業時間を午後8時までにすることを検討すべきなどとした提言をまとめた、と明らかにした。
 尾身会長はステージ3に相当する地域として、東京、大阪、北海道が該当するとの認識を示した。ただ、3分類のうちどの状況にあるかについては、対策の効果が定まっていないことなどを理由に言及しなかった。
 
 分科会では、ステージ3相当地域について感染状況に応じて「減少地域」「高止まり地域」「拡大継続地域」に分類。高止まり以上の感染がある地域では、GoToトラベルの一時停止に加え、たとえば現在は午後10時までとしている飲食店などへの営業時間の短縮について「9時とか8時とか考えていただいたらどうか」と述べた。
 また、感染拡大継続地域ではテレワークを5割にするなどの目標の設定や、県をまたぐ移動の自粛要請などの措置も提案した。
 
 さらにステージ3相当の地域では、成人式のオンライン活用や、開催時間の分散化を要望。年末年始の帰省についても延期を含めて考え、オンラインでの忘年会、新年会の検討も求めた。
 これに先立ち、西村康稔経済再生相は記者会見を開き、今回の提言では「緊急事態宣言を回避すべく」という表現が盛り込まれると明かし、「厳しい状況を表している。緊急事態宣言を回避するために、ご協力をお願いしたい」と述べた。
 一方、加藤勝信官房長官は11日午前の記者会見で、年末年始を含む期間の「Go To トラベル」事業の一時的な全面停止について「検討している事実はない」と否定した。
 
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