<新・笑門来福 春野恵子> おこもり生活の朝ごはん

2020年5月1日 02時00分

硬めのご飯で今日もいい「おこもりの1日」

 今日の朝ごはんはおにぎりにした。「祈るおむすびバトン」なるものが回ってきたのだ。最近、SNSで流行(はや)っているアレである。自撮り写真だったり、腹筋している動画だったりの投稿をリレーしていく。「おこもり生活」でリアルには会えない仲間との交流ツールになっている模様。
 今回はNHK・Eテレの「リトル・チャロ」でも有名な劇作家・女優のわかぎゑふさんより、おにぎり(おむすび)を作って写真をアップせよとのこと。(諸説あるが、やはり関西は「おむすび」、関東は「おにぎり」と言う人が多いらしい。おむすびは三角より俵だったりも)
 最近マイブームなご飯の食べ方は、硬めに炊いた発芽米にこれまた硬いちりめんじゃこを乗せてガシガシ食べるというもの。食べ応え半端ない。喉を通る時に、おいおい、無理すんなよって言われているような気がするくらい(誰に? 笑)。しかし、コレが美味(おい)しいし、少量でも満足感たっぷりなのである。
 そもそもウチの母が炊くご飯がものすごく硬く、「胃に突き刺さる」という表現が適切なほど。そういうご飯で育った私は、やはりいまだに硬いご飯が好きなのだ。
 こんなこともあった。軟らかいご飯も必要な時には、お米を斜めの丘のようにして、高い部分は水が少ないので硬く炊けて、低い部分は水にしっかり漬かっているので軟らかく炊けると母が教えてくれたのだ。火を入れグツグツしてもその丘は崩れないのだろうか、あらためて謎であると思い、実験してみた。結果、多少は斜面がなだらかになっていたが、ちゃんと硬めの部分と軟らかめの部分ができていた。なんと原始的な裏技。
 そもそも母はご飯の炊き方をどこで習ったのか、この機会に聞いてみようとLINE(ライン)(無料通信アプリ)した。すると結婚前に東京会館で教わったとのこと。昭和三十(一九五五)年に始まったフレンチ料理教室。母が通っていたのは同三十年代後半だろう。フレンチで炊飯を教えるとは意外。でも最後に鍋ごとオーブンで加熱するという工程も、フレンチと聞いて納得した。
 ちょっとした実験やプチLINE帰省?(ただのLINEですな)もできて、硬めご飯のおにぎりも堪能し、いい朝だった。
 今日も一日、おこもり予定である。

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