<コロナと生きる@いばらき>外出自粛、時短営業 利根町追加、3市町に 土浦、つくばみらいは継続

2020年12月13日 07時51分

外出自粛や時短営業への協力を呼び掛ける大井川知事=県庁で

 県は十二日、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっているとして外出自粛や飲食店の営業時間短縮を要請していた県南・県西・鹿行地域の十二市町のうち、土浦市とつくばみらい市への要請を継続し、新たに利根町を対象に加えると発表した。期間は十四〜二十日の七日間。当初の要請期限だった十三日を迎えるのを前に、大井川和彦知事が県庁で記者会見して発表した。 (宮尾幹成)
 県は十一月二十七日から順次、人口一万人当たりの直近一週間の新規陽性者数が一・五人を超えた市町村を「感染拡大市町村」に指定。住民には不要不急の外出自粛、酒の提供や接待を伴う飲食店には午後十時〜翌午前五時の営業自粛を求めてきた。
 三市町の時短営業要請対象は計約五百店舗。全期間で要請に応じた店舗には十四万円の協力金を支給する。一週間後の状況を踏まえ、要請期間を延長するかどうか判断する方針だ。
 知事は「大変心苦しいが、県内の病床稼働率が非常に高くなり、医療崩壊を招きかねない危機的な状況にあると認識している。やむを得ない措置と考えている」と理解を求めるとともに、「Go To トラベル」除外地域の東京都、札幌市、大阪市への不要不急の移動や滞在を自粛することも呼び掛けた。
 一方、古河、常総、取手、牛久、つくば、鹿嶋、坂東、かすみがうら各市と阿見、境両町への要請は十三日で解除する。
 また県は、つくばみらい市と利根町にある入所型の老人福祉施設十五カ所(職員約四百四十人)を対象に、今月中下旬に集中して緊急検査を実施することも発表した。土浦市では十一月末から六十五施設(職員約二千五百人)に対する検査を行い、一人の陽性を確認している。
 県内では、十一日までの一週間の新規陽性者は百五十八人で、その前の一週間の三百三十六人の半分以下に減った一方、重症者向け病床の稼働率はやや上がっており、予断を許さない状況が続く。
 三市町の対象店舗への協力金は、二十一日の週から申請受け付けを始める予定。問い合わせは県の窓口(土日祝日を含む午前九時〜午後五時)=電029(301)5393=へ。

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