西川扇左衛門に新鋭賞 舞踊技術追求の姿勢を評価

2020年3月13日 02時00分
 日本舞踊の伝統を正しく継承し、次代を担うことが期待される若手舞踊家を顕彰する本紙制定の「第三回日本舞踊新鋭賞」の受賞者に、西川扇左衛門(44)=写真=が選ばれた。
 扇左衛門は東京都出身で、三歳で初舞台。大学卒業後に、人間国宝で西川流十世宗家の西川扇蔵のもとで内弟子として修業を積んだ。二〇〇四年に名取、〇七年に師範となった。一九年、日本舞踊協会主催の各流派合同新春舞踊大会で会長賞を受賞した。
 日本舞踊新鋭賞は、舞踊評論家の阿部さとみ、龍居(たつい)竹之介、濱口久仁子の三氏と、本紙の稲熊均事業局長が選考。扇左衛門について、多くの古典作品に関する技術の習得を堅実に進めた成果を近年著しく示すとともに、現代に生きる舞踊技術のありようを深く追求する前向きな姿勢もあり、「次代の日本舞踊界を担う有力な一人」として評価された。

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