GoToトラベル、全国一斉停止へ 28日から1月11日まで 東京、名古屋は27日までも停止、自粛

2020年12月14日 20時36分

新型コロナウイルス感染症対策本部で「GoToトラベル」を28日から来年1月11日まで全国一律停止すると表明する菅首相

 政府は14日夜、新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開いた。感染拡大を受けて、菅義偉首相は、観光支援事業「GoToトラベル」について、「年末年始において最大限の対策を取る。12月28日から来月11日までの措置として、GoToトラベルを全国一斉に一時停止する」との方針を示した。
 それ以降の扱いについては「その時点での感染状況などを踏まえ、あらためて判断する」と述べた。また札幌市と大阪市に加え、感染者数が増加傾向にある東京都と名古屋市については、12月27日まで到着分は停止、出発分の利用を控えるよう求める考えも明らかにした。

◆飲食店に1カ月あたり最大120万円支援

 飲食店の営業時間短縮については「さらに延長をお願いせざるを得ない状況だ」と説明。「各地の飲食店に支払う協力金については年末年始の期間、金額を倍増し、最大で1カ月あたり120万円を支援する」と話した。「イルミネーションやイベントなども感染対策を最優先に検討するようお願いする」と要請した。
 また医療従事者への支援を拡大するとし「コロナに対応する医療機関において集中治療室はじめ空きベッドに対する収入補償などの支援策を延長し、さらに拡大する」と表明。コロナに対応する医療機関に派遣される医師、看護師への支援額を倍増し、医師は1時間約1万5千円、看護師は1時間約5500円を補助するとした。
 さらに菅首相は「各大臣は感染拡大を乗り越え、国民の命と暮らしを守るため自治体と緊密に連携し、全力で当たって欲しい」と述べた。国民には「飲食について基本的な感染対策を徹底し、年末年始の帰省を慎重に検討し、落ち着いた年明けを過ごすことができるよう協力をお願いします」と語った。

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