勇気と優しさに感謝状 千葉市の中学生4人、認知症の高齢男性を保護 船橋の夫婦、初期消火と救助

2020年12月16日 07時34分

感謝状を受けた(前列左から)曽我辺さん、羽田さん、石井さん、田口さん=千葉市若葉区の千葉東署で

 行方不明届を出されていた認知症の高齢男性を保護したとして、千葉東署は十四日、千葉市若葉区の市立千城台南中学校の生徒四人に感謝状を贈った。
 感謝状を受けたのは、いずれも同中二年生の田口真里江さん(14)、石井瑠里さん(14)、羽田結香さん(13)、曽我辺遥愛さん(14)。
 四人は十一月二十一日の下校中、学校近くの路上で困った顔をして立っている同区内の男性(72)を見つけた。「お困りですか」と声をかけると、男性は「車で来たけど、車が見当たらない」と答えた。四人は学校まで男性とともに戻り、職員室にいた教諭(25)に報告。教諭が一一〇番した。
 贈呈式で中村弘署長は「少しの気配りで男性は救われた」とたたえた。田口さんは「(保護できて)ホッとした。今後も困っている人がいたら助けたい」と話した。 (鈴木みのり)

◆船橋の夫婦、初期消火と救助

人命救助などで感謝状を贈られた鈴木章寛さん(右から2人目)と都さん(同3人目)=船橋市で

 船橋市東消防署は十五日、人命救助と初期消火などを行ったとして同市習志野台、リフォーム業の鈴木章寛さん(49)、都さん(49)夫婦に感謝状を贈った。
 十月十六日午後零時十分ごろ、鈴木さん宅の近所で民家火災が発生。飼い犬の「姫」が激しくほえたのを不審に思った都さんが、玄関から周囲を見渡すと黒煙が上がっていた。昼食でたまたま自宅にいた章寛さんとともに火元の民家に駆け付けた際には、台所付近から炎が見えたという。
 夫婦は煙が充満する中、家にいた女性を屋外に運び出し、章寛さんは一一九番。さらに章寛さんは自宅に戻ってホースを持参し、民家の庭にあった散水用蛇口につないで初期消火した。
 贈呈式で同消防署の左博之署長は「迅速で勇気ある行動に感謝したい」。都さんは「無我夢中でしたが、たまたま夫が家にいて良かった」と話していた。 (保母哲)

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