自転車保険の加入 義務化 千葉市、来年4月から

2020年12月16日 07時34分
 自転車の利用者らに損害賠償保険への加入を義務付ける「千葉市自転車を活用したまちづくり条例」の改正案が十五日、千葉市議会で可決した。県内では初めて。来年四月一日に施行される。
 条例改正で保険加入が義務化されるのは、自転車利用者、自転車を使う未成年者の保護者、レンタサイクル業者など。自転車販売業者には、購入者に保険加入の有無を確認することを努力義務とする。いずれも罰則はない。
 市自転車政策課によると、二〇一七年に施行された改正前の同条例では、自転車利用者らの保険加入は努力義務にとどまっていた。施行後も保険加入率は61%(今年六月現在)ほどで伸び悩んでいるという。近年、全国では自転車による死亡事故で賠償額が一億円近くなるケースもみられることから、市は義務化に踏み切った。
 自転車保険は火災保険などの特約に含まれていることもあり、同課担当者は「まずは既に加入している保険の内容を確認してほしい。加入率が上がることで、自転車の乗り方のマナー向上につながるよう期待したい」と話す。今後、学校や自治会を通じ、自転車利用者へ条例の周知を図るという。 (太田理英子)

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