オスプレイ使用 日米共同訓練 相馬原駐屯地 市民団体が抗議も

2020年12月16日 08時05分

オスプレイから降りる陸自隊員ら=高崎市で

 陸上自衛隊と米海兵隊は十五日、榛東村の相馬原駐屯地などで実施中の日米共同訓練「フォレスト・ライト」で、米軍普天間飛行場(沖縄県)所属の輸送機オスプレイを使った訓練を報道陣に公開した。周辺では、オスプレイの飛行や訓練に反対する市民団体が中止するように抗議の声を上げた。 (市川勘太郎)
 同駐屯地でオスプレイが参加する訓練は二〇一七年以来二回目。訓練は日米双方の地上部隊と航空部隊の連携能力の向上を目的に、島しょ防衛を想定し相馬原演習場を島に見立てて実施した。
 午前十時すぎ、相馬原飛行場に待機するオスプレイ計六機のうち二機に陸自隊員が、陸自の輸送ヘリCH47には米海兵隊員がそれぞれ乗り込んだ。同四十分ごろ、演習場に向けCH47に続きオスプレイが離陸した。
 約二十分後、演習場にオスプレイが着陸すると陸自隊員らが地上に降り、小銃を構え目標地点に進んだ。その後オスプレイは離陸。訓練は陸自約四百人と米海兵隊約五百人が参加し、十八日まで。
 飛行場の入り口横では、県平和委員会のメンバー約十人が「オスプレイ来るな!」などと書いた横断幕を掲げ抗議した。
 小田暁夫会長(86)は「訓練は抑止力や日本の防衛のためというが、オスプレイは敵地に人を送り込む機体で攻撃する訓練。繰り返せば他国との緊張が高まり、戦闘の原因をつくることになる。抗議の意思を示したい」と語気を強めた。

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