菅首相の5人以上会食「一律にだめではない」 西村担当相も問題視せず

2020年12月16日 12時52分
新型コロナウイルス感染症対策本部で「GoToトラベル」の一時停止を表明する菅首相

新型コロナウイルス感染症対策本部で「GoToトラベル」の一時停止を表明する菅首相

 菅義偉首相が年末年始の「GoToトラベル」停止を決めた14日夜に、自民党の二階俊博幹事長らと5人以上の会食をしたことについて、西村康稔経済再生担当相は16日の衆院内閣委員会で「一律に5人以上がだめだと申し上げているわけではない。強制力があるわけでもない」と問題ないとの認識を示した。
 新型コロナウイルスの感染対策として、政府が5人以上の会食や忘年会の自粛を求めている中での菅首相の会食。その上で「ただ長時間、大人数はリスクが高い。できるだけ控えていただきながら、どうしてもされる場合には感染防止策を徹底し、アクリル板のある店を選ぶとか、換気に注意してくださいとか合わせて申し上げている。ぜひ感染がリスク高いことを頭において対応していただければ」と述べた。立憲民主党の大西健介氏の質問への答弁。
 また大西氏は、菅首相が11日にインターネット番組に出演した際「ガースーです。よろしくお願い申し上げます」と自己紹介したことについて「緊張感がない発言にあぜんとした」と指摘した。
 ドイツのメルケル首相が連邦議会の演説で「クリスマス前に多くの人と接触し、その結果、祖父母と過ごす最後のクリスマスになってしまうことになってはいけない」と国民に強く訴えたことを引き合いに、西村氏に「リーダーの国民に向けたメッセージとして菅総理の『ガースーです』をどのように受け止めるか」とただした。
 西村氏は「菅総理がインターネット上で広まっている愛称で自己紹介されたことは承知しているが、その場面は見ていない。総理の発言でありますので私からはコメントを控えたい」と述べた。
 
 菅首相の5人以上の会食をめぐっては、加藤勝信官房長官も15日の記者会見で「首相は必要な注意を払っている。会食目的と感染防止対策のバランスの中で個別に判断することが重要だ」と問題視しない考えを述べていた。
 
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