医療提供体制の警戒度、初の最高レベル「逼迫している」に 東京都モニタリング会議

2020年12月17日 13時48分
医療提供体制に関する警戒度を最高レベルに引き上げることを決定したモニタリング会議=都庁で

医療提供体制に関する警戒度を最高レベルに引き上げることを決定したモニタリング会議=都庁で

 東京都内の新型コロナウイルスの状況を分析するモニタリング会議は17日、医療提供体制に関する警戒度を最も深刻な「逼迫ひっぱくしている」に1段階引き上げた。小池百合子知事らを交えた同日午後の会合で決定。医療提供体制が最高レベルとなったのは初めて。
 会合に参加した有識者は「新型コロナウイルスの患者用の病床を確保するために通常医療用の病床を転用しており、両立が困難な状況となった」と説明。現状が2週間続いた場合の今月31日の状況について「医療提供体制の深刻な機能不全や、保健所業務への大きな支障の発生が危惧される」と指摘した。
 都内の感染状況の警戒度は11月19日以降、最高レベルの「感染が拡大している」の状態が続く一方、医療提供体制は深刻な方から2番目の「強化が必要」を維持してきた。だが、都内の新規感染者数は16日に過去最多の678人に上るなど増加傾向で推移しており、医療現場を圧迫していると判断した。

(共同)

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