「桜を見る会」前夜祭 安倍前首相が国会で「虚偽答弁」陳謝へ 自民、年内実施を検討

2020年12月18日 07時16分
2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍前首相=東京・新宿御苑

2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍前首相=東京・新宿御苑

 自民党は17日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会の費用補塡ほてん疑惑に関し、安倍氏を国会に招致する方向で調整に入った。東京地検特捜部の捜査や安倍氏の意向を考慮しながら早ければ年内にも実施したい考えだ。疑惑解明に努める姿勢を見せなければ世論が離反し、菅義偉首相の政権運営にも影響しかねないと判断した。安倍氏は国会での説明が結果的に「虚偽答弁」となったことを踏まえ、陳謝するとみられる。複数の関係者が明らかにした。
 来年1月18日召集の通常国会をにらみ、自民党内では「安倍氏を招致し、早めに区切りを付けなければ野党が追及を強める」(閣僚経験者)との懸念がある。次期衆院選への影響は不可避だとの危機感も判断を後押ししている。閉会中審査での対応を想定し、招致する場は野党と協議して決める見通しだ。
 桜を見る会の問題が発覚して以降、安倍氏は国会で「補塡はなかった」と重ねて答弁したが、今年11月下旬になって特捜部による安倍氏秘書や地元支援者への事情聴取が判明。関係者によると、秘書は任意聴取に政治資金収支報告書への不記載を認めている。(共同)

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