<新型コロナ>群馬大・映画部、SNSで呼び掛け 短編66作つなぎ映画化

2020年12月18日 07時23分

「突然失礼致します!」のポスターを手にPRする群馬大映画部部長の熊谷宏彰さん(左)と、副部長の福井健一郎さん=県庁で

 群馬大映画部が会員制交流サイト(SNS)で映画制作を呼び掛けたのを機に、各地の大学の映像系サークルなど約百二十団体が参加したオムニバス「突然失礼致します!」が来年一月から、高崎市の高崎電気館など全国六都市の劇場で順次上映される。新型コロナウイルス拡大で活動が制限される中、各団体が撮影した一分以内の短編をまとめ、約九十分の意欲作となった。 (池田知之)
 各団体に声を掛けたのは群大四年で、映画部部長の熊谷宏彰さん(22)ら。「映画を撮れず、悔しい思いをしている仲間たちと何かできないか」と四月、ツイッターなどで打診した。各団体に求めた制作の条件は「テーマは希望」「長さは一分以内」「撮影は三密(密閉・密集・密接)を避けて屋内のみ」だ。
 寄せられた時代劇やSF、アニメ、学生の日常を描いた実写など百八十作品は、熊谷さんらが三時間十四分の「完全版」にまとめ、九〜十月には動画投稿サイトのユーチューブで公開。総再生回数は二万五千回を超える反応があった。
 さらに映画館で上映する「劇場版」として短編六十六作品を選び、オムニバスにした。熊谷さんは「コロナ禍の中、それぞれの学生が思い描いた希望が浮かぶ映画になったのでは。導入から結末までが一つにつながった」と出来栄えに満足そうで、観賞を呼び掛けている。
 高崎電気館での上映は一月十六日のみで、正午からと午後四時からの二回。料金は一般千円、学生五百円。前売り券は「突然失礼致します!」のウェブサイトのリンク先で購入できる。

関連キーワード

PR情報

群馬の新着

記事一覧