本紙寄稿コラムなど収め新刊 山田健太・専大教授

2020年12月19日 07時19分
 専修大文学部ジャーナリズム学科の山田健太教授が本紙に連載している「見張り塔から−メディアの今」と琉球新報連載のコラムの合わせて約100編を収録した新刊「愚かな風 忖度(そんたく)時代の政権とメディア」=写真=が、田畑書店から刊行された。
 2016年までの出来事をつづった前著「見張塔からずっと」(田畑書店)と同様にボブ・ディランの曲から題名を借りた同書では、16年以降のコラムを収録。沖縄ヘイト番組やキュレーションサイトの闇、被害者の実名報道、ドローン規制、京都アニメーションの放火事件の報道など、時代を映し出すテーマを取り上げている。
 山田教授は本の冒頭、「一言で言えば『表現の自由の縮減』とも呼べる、この間の変化をもたらしたのはもちろん、政権の打ち出した施策の結果であるが、同時にそれらを一貫して高支持率で支えた国民の意思でもあった。ただし政権と国民の間で、メディア、とりわけ新聞やテレビが果たした役割は小さくない」と指摘している。
 言論・表現の自由をめぐる関連年表が充実しているのも特徴だ。2300円+税。

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