<記者だより>インクルーシブ公園

2020年12月20日 06時44分
 見ているだけでわくわくした。藤沢市で開かれた、障害のある子もない子も一緒に遊べる「インクルーシブ公園」を考えるワークショップ。参加者からは工夫された遊具などハード面だけでなく、「見守ってくれるサポーターがいると安心」「デートスポットに」などアイデアが飛び出した。
 ある母親によると、第一子に障害のある親が特に孤立しがちだという。上の子がいれば公園に遊びに行くのは当たり前でママ友もいるが、初めての子育てで知り合いがいなければ、「迷惑をかけてしまう」と心配して公園デビューのハードルがぐっと上がる。母親は「インクルーシブ公園が、背中を押してくれたら」と期待を寄せた。
 障害のある子と公園で遊ぶのが当たり前になった子から「なんであの子は一緒の学校に行けないの?」と声がたくさん上がるようになれば、人工呼吸器を付けた男の子が地元小学校に入学を拒まれた川崎市のようなケースがきっとなくなる。教育、そして社会へ。インクルーシブ公園の可能性は大きい。 (石原真樹)

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