新型コロナの変異種、イタリアなどでも確認 英国からの入国規制を強化

2020年12月21日 10時22分
欧州諸国で英国からの入国規制が広がる中、20日、ロンドンのセントパンクラス駅に到着した利用客=ゲッティ・共同

欧州諸国で英国からの入国規制が広がる中、20日、ロンドンのセントパンクラス駅に到着した利用客=ゲッティ・共同

 【ロンドン=藤沢有哉】イタリア政府は20日、英国で確認された感染力が強い新型コロナウイルスの変異種が、イタリアでも見つかったと明かした。英BBC放送によると、デンマークなどでも確認されており、欧州各国では英国からの入国を規制する動きが相次いでいる。
 ロイター通信によると、数日前、英国からローマに飛行機で帰国した人から変異種が検出された。この人物は隔離されているという。一方、BBC放送は世界保健機関(WHO)関係者の話として、英国と同じ変異種の症例がデンマークやオーストラリアでも確認されていると伝えた。
 英国で変異種が流行しているとみられることで、オランダやベルギー、イタリア、ドイツなどの欧州各国は、英国からの旅客機の一時的な乗り入れ禁止といった入国規制を強化。フランスは21日から2日間、英国からの貨物車両の受け入れも含めて停止する。
 英政府によると、変異種は従来のウイルスと比べて最大70%感染しやすい可能性がある。ただ、重症化率や死亡率を高めたり、ワクチンが効きにくくなったりするといったデータは確認されていない。

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