<新型コロナ>施設での感染予防 専門家が助言 練馬区がアドバイス集作成

2020年12月22日 07時14分

新型コロナウイルスの感染予防対策の助言をまとめたアドバイス集の冊子=練馬区で

 練馬区が、高齢者施設などで実施する新型コロナウイルスへの感染予防対策に役立つ専門家の助言をまとめたアドバイス集を作成した。区のホームページで公開しており、担当者は「多くの人に見てもらい、対策の参考にしてもらいたい」と話している。
 アドバイス集は、八月三十一日〜十一月十九日まで区内四十カ所の高齢者施設などに結核予防会結核研究所や日本環境感染学会の専門家が訪問し、感染対策について助言した区の「福祉施設感染予防アドバイザー事業」で、多くの施設で共有できる感染対策をまとめたもの。「特別養護老人ホーム編」と「障害者支援施設、障害者グループホーム、母子生活支援施設編」がある。
 特養ホーム編では、消毒に使う次亜塩素酸ナトリウムは約八時間で劣化するため使う都度に希釈が望ましく、手指には不適切なこと、フェースシールドやマウスシールドはマスクの代わりにならないなどと記載されている。
 また、うがいの有効性が明確に示されていないとして、コロナウイルスは唾液にも含まれるためうがい推奨を控えるよう求める。
 感染者が出た場合は、居室の両隣を専従職員の作業部屋とするよう記している。
 区高齢社会対策課の浜崎省吾課長は「各施設の感染対策は手探りで、職員は大きな不安を感じていた。同じ不安を抱えている区外の施設のみなさんにも有効に活用してもらえれば」と話している。 (西川正志)

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