南房総の渇水 学校、病院で応援給水 県や市原、八千代市

2020年12月22日 07時29分

受水槽に給水する県企業局の担当者ら=南房総市沓見の市立嶺南小学校で

 南房総市の小向ダムの渇水問題で、県企業局などは二十一日、市の要請に基づく本格的な応援給水を始めた。学校や病院など水道使用量の多い施設が対象。
 午後二時半ごろ、市立嶺南小学校(同市沓見)に到着した給水車(一・七トン)が、長いホースを使って校舎裏の受水槽に給水。約十五分で満杯になり、給食や手洗いに支障が出ないようにした。同校近くのJA安房南房ライスセンターには飲料水約一万本(五百ミリリットルペットボトル)を搬入。いったん保管し、住民に配る予定だ。
 県企業局水道部の宇内光太郎次長は「少しでも(住民の)不安解消につながればと思って来た。やれることはやる」と話した。この日は企業局のほか市原市、八千代市などから給水車十台が支援に参加した。応援給水は三十一日まで実施される。
 南房総市によると、これまでの給水や節水効果で、断水開始時期は来年二月末まで先延ばしできる見通しになった。 (山田雄一郎)

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