Apple、2024年に電気自動車参入か ロイター報道「自動運転技術の開発進む」

2020年12月22日 10時08分
 【ワシントン=白石亘】ロイター通信は21日、米IT大手アップルが自動運転技術の開発を進め、2024年に乗用車生産の開始を目指していると報じた。コストを抑えた電池を搭載した電気自動車(EV)を開発しているといい、実現すれば自動車メーカーにとって脅威になりそうだ。
 ロイターによると、アップルは14年に社内でプロジェクトを開始。その後、開発が進み、現在は消費者向けの車両製造を目指しているという。特に注力しているのが、EVの性能を左右する車載電池で、大幅なコストダウンが戦略の中核になるとしている。
 アップルのブランドを冠した車両の組み立ては外部に委託する公算が大きいという。ただアップルが既存の自動車メーカーに自動運転システムを供給するにとどめ、計画を縮小する可能性もあるとされる。新型コロナウイルスの影響で生産開始が25年以降に遅れる可能性もあるとしている。
 米巨大ハイテク企業は技術力をテコに、メディアや金融など多くの業界秩序に変革を起こしている。自動車業界も例外でなく、グーグルの親会社アルファベット傘下のウェイモが自動運転の技術開発をリード。すでに西部アリゾナ州で一般向けに無人運転タクシーの商用サービスを始めている。

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