<コロナ緊急事態>八千代の保護者ら「実現する会」 オンラインホームルームで子どもの心サポートを

2020年5月2日 02時00分
 「休校中の子どもたちのために、オンラインで先生や子ども同士がつながり合えるように」。新型コロナウイルスの影響で小中学校などの臨時休校が続く中、八千代市の保護者有志が「オンラインホームルームを実現する会」を発足させた。子どもたちや保護者の現状を知ろうとアンケートしたところ、子どもだけで過ごしている家庭が約三割にもなることが判明。会のメンバーは「学習面だけでなく、子どもたちの心のサポートが必要」と訴えている。(保母哲)
 児童生徒の登校ができない状態が続いていることから、文部科学省は一日、登校させる際は、小一と小六、中三の三学年を優先させる案を全国の都道府県教育委員会などに通知。しかし、八千代市の保護者らの間でも不安が広がっている。
 子どもたちのストレスを気遣う同市の保護者の中から「双方向のオンラインを活用しては」と声が上がったため、女性五人が会を結成。共同代表の小林光子さん(40)は「家にいる子どもたちも、ネットを使えば『つながっている』と感じてもらえるはず」と話す。会のメンバーによるアンケートは、四月十三日午前から翌十四日午後六時半まで会員制交流サイト(SNS)で実施。短時間だったが、保護者と児童生徒から計六百六十一件の回答が寄せられた。住所は八千代市内が約84%、佐倉市が約6%、船橋市が約2%など。
 休校の日中「誰と過ごしているか」の質問に、親や家族が約63%、きょうだいが約24%、一人が約7%。「オンラインホームルーム・授業をしてほしいですか」では、賛成が約90%だった。
 オンラインを活用する場合、自宅での通信環境が必要になる。ネット端末の有無の質問で「ある」は89%だったため、残りの家庭にはタブレットやパソコンの貸し出しなど、何らかのサポートがいることも分かった。
 子どもたちが学校に希望することは、「早く学校に行きたい」が最も多い約20%、保護者が学校や教育委員会に希望するのは「オンライン全般」が約42%と最多だった。会の活動は、フェイスブック=https://www.Facebook.com/yachiyoonlinehomeroom/=で閲覧できる。
 このアンケート結果も添え、会は先ごろ、八千代市教育長宛てに要望書を提出。「子どもたちが、自分の居場所があることを感じてもらえるように」とした上で、オンラインで先生と子どもたちが話し合える場を▽学校から動画・画像の配信を▽必要な家庭にタブレット端末の貸し出しを-などと五項目を求めている。

「オンラインホームルームを実現する会」が行ったアンケートの一部

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