茨城県が魅力度最下位を脱出… 非公認ゆるキャラ「ねば〜る君」を直撃してみた

2020年12月23日 07時12分
<いろいろありすぎた2020年 あれ、どうなった?>

今後は魅力度の全国1位を目指し、PRしていくゆるキャラ「ねば〜る君」(オフィス710提供)

 T発面では今年、茨城県の筑波山や霞ケ浦を望む自転車道のりんりんロードや、地元の豊かな食材をふんだんに使ったたこやきなど、イバラキの魅力を多く伝えてきた。
 そんな情報発信が貢献したのかは定かではないが、十月に民間調査会社が発表した都道府県別魅力度ランキングで、七年連続の最下位から脱出を果たした。
 ただ、県内では大歓迎というわけでもない。県内の企業トップら五十人でつくる「ビリ県脱出連携会議」事務局長の川崎篤之さん(42)は「複雑な気分」と胸中を明かす。七月に設立されたばかりで、三カ月で目標を達成してしまった。来年、会議の名前を変更することを余儀なくされている。
 本紙は、県の非公認ゆるキャラのねば〜る君にも話を聞かネバと、取材を申し込んだ。ねば〜る君はビリ脱出に、書面で「うれしさと寂しさが同時にやってきたネバね」とコメント。やはり、手放しで喜んでいるわけではなさそうだ。
 それでも、最下位を脱出したからには、目指す順位は「もちろん全国一位ネバよ!」と意気揚々。「最下位に逆戻りして話題になるのもいいネバね!」と冗談めかすも、「マメに活動することがダイズ(大事)」と、特産の納豆にひっかけてPRすることを忘れていなかった。 (保坂千裕)

◆もう宇宙(そら)で待ってます 五輪・パラ応援のガンダム

地球周回軌道を飛行する超小型衛星のイメージ (c)Tokyo 2020、(c)創通・サンライズ

 「ガンダム」と「シャア専用ザク」は現在、地球を周回する衛星軌道を秒速八キロで飛行しながら出番を待っている−。
 昨年五月、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルを宇宙に飛ばし、応援メッセージを地球に届ける計画を発表した。
 東京大、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で、紫外線や温度変化に耐えられる素材や塗料を使った高さ約九センチの模型を製作。全長約三十センチ、縦横約十センチの超小型衛星「ジーサテライト」に格納し、今年三月七日、国際宇宙ステーション(ISS)への補給ロケットに積まれて飛び立った。しかし、その直後の同月下旬、新型コロナの感染拡大で大会の延期が決まった。
 四月末、ISSから放出された超小型衛星は無事に地球周回軌道に乗り、ガンダムたちは宇宙空間にその姿を現したが「延期や社会情勢を鑑み、広報は控えた」と、組織委の担当者。来夏の大会実施に向け準備を進めており、年明け以降、タイミングを見ながら応援メッセージを発信することにしている。
 当面は、ライバルが仲良く肩を並べ、地球を見守る日々が続く。 (小形佳奈)

◆たくましきラテン魂 サルサ記者からの報告

クリスマスのパフォーマンス映像の撮影に向けて、新宿のスタジオで練習する筆者(左から3人目)ら

 コロナ禍に負けないどころか、逆手に取って楽しんじゃおうー。ラテンダンスのサルサを踊る筆者にとって、どんな時でも陽気で、前向きなラテン魂のたくましさを実感した年だった。
 男女がペアで踊るサルサ。昨年は浅草サルサで踊る筆者の姿を紙面でも披露した。こうした風景がコロナ禍で激変。バーで踊る人は減り、多くの店が休業や時短営業に追い込まれた。このままでは東京のラテン文化が消えてしまう。踊り好きなサルセーロ(男性)、サルセーラ(女性)はオンライン飲み会やクラウドファンディングで寄付を募り、店を支えた。
 多くのサルサバーはどうにか生き延び、緊急事態宣言の解除後、検温、消毒、換気、マスク着用という新スタイルで再開。激しい踊りなのでマスクは息苦しいが、踊れないよりマシだ。

ハロウィーンでマスクと衣装をコラボして楽しむサルセーロとサルセーラ

 毎年、ハロウィーンの十月は仮装して踊る。今年はマスクと衣装をコラボさせた新ファッションが登場。お姫さま姿の女性は「大変なときこそ、明るく、楽しくがラテンよ」と笑う。
 筆者はダンスチームにも入っている。練習はマスク着用で、競技会への出場やバーでのパフォーマンスは練習場で撮影した動画。サンタクロース姿で踊る動画を銀座のバーで披露した。 (清水孝幸)
 ◆紙面へのご意見、ご要望は「t-hatsu@tokyo-np.co.jp」へ。

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