ふるさと納税などの寄付19万円 児童が話し合い使い道を決める 横浜・山内小

2020年12月24日 07時25分

寄付金の使い道について活発に議論する山内小学校の児童たち=横浜市青葉区で

 寄付などで学校が得たお金の使い道を、児童たちで決める会議が23日、横浜市青葉区の市立山内小学校で開かれた。佐藤正淳(しょうじゅん)校長は「学校をより良くするにはどうすればいいかを、自分ごととして考えてほしい」と狙いを話す。
 決めたのは、市のふるさと納税で同小あてに寄せられた16万円と、学校のキャラクターのLINEスタンプやグッズ販売の収益約3万円を合わせた約19万円の使い道。同小は昨年度から、これらの使い道を児童が決めている。
 使い道の候補は、全校児童へのアンケートで出た約30の案から児童会が選んだ「飼育動物」「芝生」「本」「空気清浄機」「節水コマ」の5案。4〜6年の各学級の代表や児童会メンバーら約50人がそれぞれ話し合った結果を持ち寄った。
 「授業で観察できる生き物がいい」「命の大切さを学べると思う」「芝生は長くみんなで使える」「1平方メートルで3000〜6000円は高すぎるのでは」。活発な議論の末、「飼育委員と相談して飼う動物を決めて買い、余ったお金で本を買う」という結論に達した。
 司会を務めた6年の三沢璃々花(りりか)さん(12)は「意見がたくさん出て、優先順位を決めるのが難しかったが、毎日過ごす学校のことを自分たちで決められてうれしい」と話した。
 市は2017年度に学校名を指定した寄付制度を導入し、本年度からふるさと納税の枠組みに移行した。市教育委員会によると昨年度は75件、約1000万円の寄付があった。 (小形佳奈)

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