<華宝塚>多彩な色出せる男役に 風間柚乃(月組)

2020年12月24日 07時21分
 月組公演「『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作『十二夜』より〜」(来年一月三日まで、東京宝塚劇場)の舞台は、一九〇〇年のパリの歓楽街、ピガール。ミュージックホール「ムーラン・ルージュ」で、ジャック(珠城(たまき)りょう)とガブリエル(美園(みその)さくら)の恋の駆け引きなどが描かれる。ガブリエルに別れを告げられた夫ウィリー(鳳月杏(ほうづきあん))に雇われた弁護士ボリスを演じている。
 「道化役で、『おかしい人いたよね』と思っていただけたら」
 劇中、女装してのコミカルな演技も笑いを誘う。「(男役として)大胆に女装することはあまりないのですが、吹っ切れた風間を見ていただければ」と笑顔を見せる。
 レビューは、「WELCOME TO TAKARAZUKA−雪と月と花と−」(坂東玉三郎監修)。「花のワルツ」(チャイコフスキー)の曲に合わせた日本舞踊の場面など見どころ満載で、「気持ちを込めながら舞うことを心掛けています」。
 生来、運動神経抜群。陸上の短距離走が得意だったが、小学生の時に月組トップスター、瀬奈じゅんの舞台を見て「宝塚ってすてきだな」と心を奪われた。迷うことなくタカラジェンヌをめざした。
 入団七年目のキリリとした男役。「道を決めすぎず、さまざまな色に染まれるようになれたら」。大きな瞳がキラリと輝いた。 (山岸利行)

●● 三つの質問 ●●

 (1)無人島に何かひとつだけ持っていくとしたら?
 −すぐに帰りたいのでクルーザー。1人では寂しく、いろんな人と思いを共有していたい。
 (2)「幸せだなあ」と感じるときは?
 −舞台が終わって幕が下りたとき、満たされていると感じます。いまは公演に全集中です。
 (3)1週間休みがあったら何をしますか?
 −インドア派なので、普通にお家(うち)でゴロゴロしたい。今の季節ならこたつを出して、お正月的なことをしたいです。
 ※2021年2月16〜28日、東京・赤坂ACTシアターでの月組公演「ダル・レークの恋」に出演予定。
<かざま・ゆの>
 (1)出身地=東京都品川区
 (2)出身校=青山学院高等部
 (3)入団年=2014年
 (4)愛称=おだちん、ゆの、かざま
 (5)趣味=映画・DVD鑑賞
 (6)特技=短距離走、口笛

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