西川公也元農相を東京地検特捜部が任意聴取 アキタフーズ問題

2020年12月24日 12時33分

西川公也元農相

 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)グループ元代表(87)の現金提供問題で、東京地検特捜部が内閣官房参与を務めた西川公也元農相(77)を任意で事情聴取したことが、関係者への取材で分かった。西川氏は参与だった2018年以降に数百万円を受け取った疑いがあり、特捜部は経緯の説明を求めたとみられる。
 内閣官房参与は非常勤の国家公務員で、首相の諮問に答えることが職務。西川氏は17年10月の衆院選で落選後、安倍政権で首相のアドバイザー役の内閣官房参与に就任した。今年9月発足の菅内閣でも再任されたが、今月8日、不正は否定した上で「一身上の都合」として辞任した。
 アキタ社を巡っては、吉川貴盛元農相(70)も農相在任中の18年10月~19年9月、大臣室などで3回にわたり、計500万円を受け取った疑いがあり、特捜部が捜査している。
 鶏卵業界は、家畜を快適な環境で飼育する「アニマルウェルフェア」の国際基準の緩和や、卵価が下落した際に生産者の損失を補てんする事業の拡充を求めており、元代表はその活動として西川、吉川両氏らに現金を提供したとみられる。(共同)

関連キーワード

PR情報

社会の新着

記事一覧