変異種コロナ 検疫対象外のパイロットとその家族が感染 東京在住、初の国内感染

2020年12月26日 22時30分
NIAID提供

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 英国で広がっている新型コロナウイルスの変異種が日本でも確認された問題で、新たに英国に渡航歴のある30代男性とその家族の20代女性に感染していたことが26日、関係者への取材で分かった。2人は東京都在住で都内の検査で感染が確認された。男性は航空機のパイロットで空港検疫の対象外だった。女性は渡航歴がなく、厚生労働省は国内で男性からうつったとの見方を示した。国内で変異種の人から人への感染が明らかになるのは初めて。
 変異種は従来より感染力が最大70%強いとの分析もあり、政府は空港検疫の強化など水際対策を進めている。ただ、感染していても空港検疫の検査では陰性で、入国後に発症する場合もあり、水際で全てを止めるのは極めて難しいと考えられていた。
 英国での変異種拡大を受けて政府は水際対策を強化。英国から帰国する邦人らには24日から出国前72時間以内の検査証明を求めており、さらに26日からは入国後3日目にも検査を行う対策を実施している。
(共同)
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 都は26日、これまでの新型コロナ感染者のうち、新たに50代女性の英国滞在歴が判明したと発表した。13日に入国し、20日に陽性と判定されたという。他にも20代女性2人が14、17日にそれぞれ英国から入国していたことが分かっており、国立感染症研究所が変異種かどうか調べている。

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