電車降りたらピアノの音色 旧国立駅舎、誰でも演奏OK

2020年12月27日 06時38分

ピアノの演奏に聞き入る来場者ら=国立市の旧国立駅舎で

 国立市のJR中央線国立駅前に再築された旧国立駅舎内に、ストリートピアノが設置された。ピアノはイベントに利用するほか、誰でも弾ける「プレイ・ピアノ」として活用する。
 クリスマスの25日には、ジングルベルやきよしこの夜などクリスマスソングが弾かれ、居合わせた人が聞き入った。演奏した音楽講師の武田ひとはさん(54)=同市=は「温かい雰囲気で迎えてくれてよかった。国立は音楽が似合う町。電車を降りてピアノの音が聞こえるなんてすてき」と話した。
 ピアノは、ドイツの名門ピアノブランドの「シンメル」で、東京国立白うめロータリークラブが贈呈。20日に運用が開始された。シンメルピアノの日本総代理店が市内にあり、市のまちづくりの参考になったドイツの会社という縁もあって、設置に至ったという。
 ピアノの開放は1日2回で、正午〜午後1時と午後5時半〜6時半。1人10分程度まで演奏できる。感染症予防のため、使用前に手指のアルコール消毒をする。
 市の担当者は「弾いていただいた方から、置いてくれてうれしい、という声が上がっている。国立市は音楽の町という側面もある。旧駅舎に置かれたピアノがその象徴の一つになれば」と話した。 (竹谷直子)

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