<新型コロナ>生活困窮者ら相談 4〜11月 331件 9月〜「所持金ない」増

2020年12月28日 07時19分
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、生活に困窮している人たちを支援している団体「反貧困ネットワークぐんま」など主催の「新型コロナ生活相談ダイヤル」への相談の件数が、四〜十一月で三百三十一件に上った。相談の内容は、四〜五月は特別定額給付金や持続化給付金関連が目立ったが、九月以降は「所持金がない」などの相談が増えているという。同ネットなどは十二月二十八日、太田市浜町の浜町会館で困窮者ら対象の「年末困りごと相談会」を開く。
 相談ダイヤルを主催する反貧困ネットと群馬県民主医療機関連合会(群馬民医連)の事務局によると、相談を寄せている世代は、高齢世代から五十代へ移っている。
 具体的な対応では、九月で雇い止めになった五十代で派遣会社員の男性に対し、当面の生活費を借りられる緊急小口資金や、家賃を補助する住居確保給付金の申請手続きを紹介。九月末に食品会社から解雇され、家賃や光熱費を滞納している五十代のシングルマザーにも同様の手続きを伝えた。
 また、居酒屋と運転代行を営んでいたものの資金がなくなった四十代の男性には、居酒屋の廃業などを助言した。
 引き続き、反貧困ネットでは、常設の電話窓口=フリーダイヤル(0120)308505=で相談に応じている。平日の午前十時〜午後五時に対応する。
 十二月二十八日の相談会は午前十時〜午後三時に開催。弁護士や司法書士らが法律や生活などについて無料相談に応じる。午後零時半から食料を配布する。 (池田知之)

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