県東部自治体、仕事納め/仕事始めもコロナ仕様に 式変更や中止相次ぐ

2020年12月28日 07時20分
 静岡県東部の自治体の多くが二十八日、通常業務を終える。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、年末年始の「仕事納め」「仕事始め」の式を中止したり、開催方式を変更する自治体が続出。職員が一カ所に集まり三密になるのを避けるほか、働き方改革の一環として長期休暇の取得しやすい環境をつくる狙いもある。
 沼津市は仕事納めの「市長あいさつ」を中止、一月四日の年始はメッセージのメール配信のみにする。例年は係長級以上の約二百五十人が集まるため、感染リスクが高まると判断した。
 三島市は、仕事始めで幹部約六十人を集め実施する市長の年頭訓示を中止する。仕事納めは働き方改革の一環で昨年から取りやめた。庁舎内の密集を避けるため、職員に年末年始の休暇前後にも休暇を取得するよう促す。
 伊豆の国市は年末の市長訓示を規模縮小し、三役や部長級以上の十五人ほどで実施。年始も同様にする。一人一人の距離を取るなど対策を講じる。
 伊豆市も仕事納めを中止し、仕事始めは課長級以上の約四十人で実施する。一般職員には緊急の業務がなければ休暇を取得するよう促す。仕事始めは、新型コロナの状況を幹部で共有し、即応するために行う。
 沼津市人事課の担当者は「来年度も働き方改革とコロナの感染状況の両面から、実施の是非は検討する必要がある」と話した。 (渡辺陽太郎)

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