12枚で振り返る2020

2020年12月29日 07時05分
 五輪・パラリンピックで東京が世界の注目を集めると信じていた一月。新型コロナウイルスの感染拡大で街の風景が一変した春。突然の首相交代…。一年前の今ごろは想像もできなかった激動、異例づくしの十二カ月を十二枚の写真で振り返った。

◆1月

 東京五輪の開幕まであと半年となった24日、お台場海浜公園前の海上に設置された五輪マークのモニュメントがライトアップされ、花火が打ち上げられた。誰もが五輪の開催を信じて疑わなかった「嵐の前」の風景。 (潟沼義樹撮影)

◆2月

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内で新型コロナウイルスのクラスターが発生。7日、横浜市鶴見区の大黒ふ頭に停泊中の同船に、防護服姿の関係者が入っていった。 (沢田将人撮影)

◆3月

 20〜22日の3連休後、新型コロナの感染者が急増。「3密」を避けるため、上野公園の桜通りは通行止めになった。27日、立ち入り禁止のテープの前で、桜を遠巻きにながめる人たち。年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず−。 (市川和宏撮影)

◆4月

 東京都、大阪府などが対象だった緊急事態宣言は17日、全国に拡大。大型連休に入った26日、羽田空港の国際線出発ロビーに例年のような混雑は見られず、閑散としていた。 (平野皓士朗撮影)

◆5月

 緊急事態宣言は25日に全国で解除された。29日、医療従事者への敬意を示すため、航空自衛隊のブルーインパルスが都心上空を飛行し、日比谷公園近くでも医療関係者が空を見上げた。 (谷沢昇司撮影)

◆6月

 旧優生保護法下で不妊手術を強いられたとして、都内の男性が国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、30日、東京地裁が請求を棄却。原告側弁護士は地裁の前で「不当判決」の垂れ幕を掲げた。 (市川和宏撮影)

◆7月

 マスク姿での演説、接触を避けるエアタッチなどコロナ禍で「新しい選挙様式」となった東京都知事選。投開票日の5日、投票所ではフィルムを張ったり、記載台の間隔を空けるなど感染対策が施された。 (松崎浩一撮影)

◆8月

 28日、安倍前首相が首相官邸で記者会見し、持病の悪化を理由に辞意を表明。2012年12月からの連続在職日数が歴代最長を更新したばかりだった。 (小平哲章撮影)

◆9月

 安倍前首相の辞任を受けて行われた自民党総裁選で大勝した菅義偉総裁。16日、衆院本会議で首相に指名され、立ち上がった。 (由木直子撮影)

◆10月

 いつもと違う三社祭。コロナウイルスの感染拡大のため5カ月延期された三社祭が、感染対策を取った上で、ようやく開催。18日、一之宮(いちのみや)の神輿(みこし)はトラックに載せられ、東京スカイツリーを望む浅草の街をゆっくりと駆け巡った。 (戸田泰雅撮影)

◆11月

 8日、宮殿・松の間で「立皇嗣(りっこうし)宣明の儀」に臨まれる皇嗣秋篠宮ご夫妻。昨年から続いた「代替わり」の主な行事は、これをもって終了した。 (沢田将人撮影)

◆12月

 苦難の多かった今年の最後に舞い降りた明るいニュース。探査機「はやぶさ2」のカプセルが地球に無事帰還。6日に相模原市内で会見したJAXA津田雄一教授は、会見を終えて満面の笑みを見せた。 (戸田泰雅撮影)
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