<新型コロナ>神奈川で395人感染 累計2万人超、入院患者も過去最多に

2020年12月29日 19時34分

神奈川県庁

 神奈川県内で29日、8人の死亡と395人の感染が確認された。感染経路不明は260人。県と横浜、川崎市など5市の保健当局が発表した。感染者の累計は2万人を超え、入院患者と療養者数が過去最多となった。
 横浜市によると4人が死亡し、このうち50代男性は基礎疾患がなく、11月30日に発熱、12月6日に医療機関を受診し陽性が判明した。100歳代の女性はクラスター(感染者集団)の起きた元気会横浜病院(緑区)に昨年8月から入院していた。同病院の死亡者は5人となった。川崎市が3人、横須賀市が1人の死亡を発表した。
 横浜市の感染者は190人。元気会横浜病院では患者1人の感染も判明し、陽性者の合計は49人となった。クラスターの起きた食品関係の工場と大学の運動部でも感染が判明し、感染者の合計はそれぞれ33人と29人となった。
 相模原市は22人の感染を発表。相模原協同病院(緑区)で医師6人と事務員2人の感染が判明し、クラスターとなった。診療への影響はなく、入院患者に濃厚接触者はいないとしている。
 横須賀市は、死亡した80代の無職女性を含む24人の感染を発表。女性は26日に死亡後、解剖で死因が新型コロナと分かった。10~20代男性の海上自衛隊員2人は横須賀地区所属部隊で勤務する同僚だが、13人のクラスターが起きている複数の部隊とは関係ないという。60代の男女2人は異なる部署で働く市職員。
 茅ケ崎市は20人を発表。クラスターが起きた高齢者施設で利用者1人と職員の家族1人の陽性が判明し、感染者の合計は33人になった。
 川崎市は川崎区の90代女性と80代男性、高津区の30代無職女性の3人の死亡を発表した。川崎区の2人は陽性者と接触があり、市内の医療機関に入院していた。30代の女性は11月21日に陽性が判明した時点で重症で基礎疾患があった。10~90代の男女62人の感染も発表した。
 県は77人の感染を発表。小田原市の20代男性と中井町の30代男性は県内医療機関で働く医療従事者。
 県によると28日時点の入院患者は585人、療養者は2423人でいずれも過去最多。重症者は61人。累計感染者は2万244人で、11月14日に1万人を超えてから1カ月半で2万人に達しており、県の担当者は「深刻な状況。1人でも感染者の発生を減らしたい」と話した。

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