来遊客に「夫婦ヤシ」の種 JR伊東駅などで正月配布

2020年12月30日 07時20分

収穫したヤシの種を丁寧に袋詰めする関係者=伊東市のJR伊東駅前で

 伊東観光協会は、伊東市のJR伊東駅前ロータリーで「夫婦(めおと)ヤシ」の名で親しまれるカナリーヤシから、鮮やかなオレンジ色の種を収穫した。正月に伊東温泉を訪れる来遊客や市民に、同駅構内の観光案内所や観光文化施設・東海館でプレゼントする。
 同駅前のヤシは、一九三八年に旧国鉄の伊東線開通を記念し、雌雄一対で植えられた。幹の部分が重なり合って寄り添うように見える姿が、夫婦円満のシンボルとされてきた。今では高さ十メートルを超す大木となり、自然に落ちた種から自生した「子ヤシ」や「孫ヤシ」の株も周囲にあることから、子孫繁栄の縁起物として、正月に配布するようになった。
 収穫は二十四日にあり、観光協会職員がヤシにはしごを掛けて登り、ドングリほどの大きさの種が鈴なりになった枝を切り落としていた。十粒ずつ丁寧に袋詰めし、夫婦ヤシの由来や栽培方法を記した説明書を同封して無料配布する。 (杉本三佐夫)

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