<新型コロナ>備えて安心 イチゴ狩り JAセレサ川崎、川崎市内の観光農園に専門医派遣

2020年12月31日 07時06分

ビニールハウス内で岩室さん(右端)らから感染症対策を聞く、元木夫妻(左の2人)=麻生区の元木いちご農園で

 十分な対策でイチゴ狩りを楽しんで−。JAセレサ川崎は、川崎市内の観光農園に専門医らを派遣し、新型コロナウイルスの感染対策を徹底している。麻生区の元木いちご農園では今月下旬、手の消毒のタイミングや農園の環境に合わせた注意事項などを指導した。 (安田栄治)
 指導者は、ウイルスと上手に向き合うことを呼び掛ける横浜市の感染予防医岩室紳也さん(65)ら二人。同園の元木要介さん(32)、成美さん(32)夫妻と一緒に、緑に囲まれたハウスに入ると、中は暖か。常に上昇気流で空気が天井の排気口から出ていくため、換気面で心配がないと確認した。
 指導では、(1)ビニールハウスに入る前(2)イチゴに触る前(3)食べる前(4)次の収穫に行く前−と小まめに手を消毒してウイルスがイチゴとともに口の中に入るのを防ぐ大切さを強調。飛沫(ひまつ)が直接イチゴにかからないよう、食べるとき以外はマスク着用を義務付けることが不可欠とした。
 一度触ったイチゴは必ず収穫し食べてもらうこと、食べる際はお互い顔を近づけず、大声を出さないなど客への注意事項も伝えた。
 岩室さんは「ウイルスがどこから体のどこへどう入るか、それをどう遮断するかが感染予防の一番の基本。それを園主らが客に理解してもらえるように説明できることが大事」と指導した。
 元木夫妻は「私たちが気を付けようとしていたことと違いがあり、すごく勉強になった。予防対策をしっかりして、お客さまに安心してイチゴ狩りを楽しんでほしい」と声をそろえていた。
 同園のイチゴ狩りの開催は一月九日から五月中旬までを予定。完全予約制で、利用時間、料金、予約方法など問い合わせは、同園=電080(1984)9293=へ。

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