2020 CM好感度 三太郎が6連覇

2020年12月31日 07時17分
 テレビCMの動向などを調査するCM総合研究所は、CM好感度ランキング「BRAND OF THE YEAR 2020」を発表した。KDDIの「au」が6年連続の1位に輝いた一方で、新しい生活様式を描いたCMや前向きなメッセージを盛り込んだCMがヒットするなど、コロナ禍の影響を色濃く反映した。 (藤原哲也)
 auは、二〇一五年から続く「三太郎」シリーズが今年も大ヒット。コロナ禍で十分な撮影ができない際には、初の試みとしてアニメ化した三太郎が登場。実写版のキャストが声優も務めた。KDDIの高橋誠社長は「新しいインパクトになったようで、視聴者にも喜んでもらった」と語る。
 自粛生活で注目された食事の宅配サービス「Uber(ウーバー) Eats(イーツ)」が初のトップテン入り。「今夜、私が頂(いただ)くのは…」をキーワードにしたシリーズCMを展開し、テニスの錦織圭選手と野性爆弾くっきー!ら、意外性のあるキャスティングとコミカルなやりとりなどが支持され、大躍進した。
 変わり種は三位のゼスプリキウイフルーツ。キウイの形をしたキャラクター「キウイブラザーズ」がさまざまな健康法に挑戦する内容で、放送回数は少ないものの心地よい歌と前向きなメッセージが、コロナ禍で疲れた日常に「癒やされる」などと反響を呼んだ。
 その他は例年上位を占める携帯電話大手がau以外も軒並みランクイン。木村拓哉を起用した二社も入った。同研究所は「コロナの影響でテレビCMも時代を反映した作品が数多く誕生し、人々の心をつかんだ」と分析している。

アニメ化されたauの「三太郎」シリーズ


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