チョウカンヌと行く2021年の東京

2021年1月4日 07時00分
 新型コロナウイルス禍にあっても、東京では新名所の誕生や名物の復活など明るい話題が控えています。今年最初のTOKYO発は、東京新聞キャラクターの私、チョウカンヌと、リボンが目印の妹ユウカンヌが、注目のスポットをご紹介します。

◆大河ドラマ館が北区にオープン!! 渋沢栄一さん紹介

大河ドラマ館が入る予定の北区飛鳥山博物館=区提供

 今年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(2月14日スタート)の主人公は、「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一さん。ゆかりの地の北区に2月20日、「大河ドラマ館」がオープン予定よ。
 北区飛鳥山博物館内にドラマの放送期間に合わせて開設され、紹介パネルや衣装、小道具など、物語の世界観を味わえる展示になるそう。「あなたの顔が渋沢翁に!?」という独自コンテンツもあるんですって。
 渋沢さんといえば、2024年度に発行予定の新一万円札の「顔」となる方。明治政府で貨幣や銀行制度の確立に尽くし、多くの株式会社を設立・育成して近代化に貢献。晩年は民間外交にも注力し、ノーベル平和賞の候補にもあげられたのよ。邸宅があった北区・飛鳥山には渋沢史料館もあるから、訪れてみてはいかがかしら。

◆西武遊園地駅が多摩湖駅に

西武鉄道提供

 今年、名称が変わる駅もあるわ。西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)がリニューアルするのに伴って、東京都東村山市の西武遊園地駅が「多摩湖駅」に、最寄りの遊園地西駅が「西武園ゆうえんち駅」に変わるんですって。ちなみに場所はそのままよ。
 園のメインゲートに近い駅に「ゆうえんち」が付き、より分かりやすくなるわね。実は多摩湖駅は1951〜79年の28年弱、使われていた駅名なの。多摩湖に近く、駅が多摩湖町にあるから、地域の皆さんになじみがある名前ということで選定されたそうよ。

◆東村山駅東口に志村けんさん銅像

志村けんさんの銅像が設置される予定の東村山駅前=実行委員会提供

 昨年亡くなったタレント志村けんさんの故郷、東村山市には志村さんの等身大の銅像ができるそうよ。地元の東村山青年会議所メンバーらでつくる実行委員会がネットなどで資金を募り、国内外から2700万円を超える寄付が集まったわ。現在、デザインを検討中なんですって。
 設置場所は、西武線東村山駅東口を予定。志村さんといえば「アイーン」や「だっふんだ」などの代表的なギャグがあるけれど、どんなポーズになるか注目ね。

◆多摩動物公園のライオンバス復活

休止前に運行していたライオンバス=(公財)東京動物園協会提供

 多摩動物公園(日野市)の名物「ライオンバス」が復活を目指して準備中よ。バス発着場の耐震化に伴う工事で、16年から運行を休止していたの。約5年ぶりの再開が待ち遠しいわね。
 ライオンバスは、バスの窓からライオンを間近に観察できるのが魅力。1964(昭和39)年に同園が世界初のバスによるサファリ式観覧として始めたのよ。初代園長が動物園でも野生に近い形で見てもらいたいと発案したそう。
 同園では雄4頭、雌9頭(昨年末現在)を飼育中。今は完成した新施設にライオンを慣れさせる練習をしているんですって。春に復活できるように準備中だけど新型コロナの影響もあり、時期は未定。

◆東京駅前に地上38階、高さ212メートル常盤橋タワー

再開発が進む東京駅前。手前左はトーチタワーの建設予定地。同右は2021年度完成予定の常盤橋タワー、中央上の首都高速道路の下に常磐橋が見える=本社ヘリ「おおづる」から

 再開発が進むJR東京駅前には27年度、高さ約390メートルの日本一の超高層ビル「トーチタワー」ができる予定よ。その向かいに今年6月、一足先に「常盤橋タワー」がオープンするの。地上38階、地下5階で、高さ約212メートル。オフィスのほか、飲食店やショップが入るフロア、夏にはニシキゴイが泳ぐ池のある親水空間も整備されるんですって。
 タワーの近くには、古い石橋「常磐橋」もあるの。庭園にあるものを除いては都内に現存する最古といわれる石橋よ。昨年復元工事が終わったばかりで、橋のある千代田区常盤橋公園の整備工事が完了する春にも、渡れるようになるそう。東京の玄関口が、東京の新旧が楽しめるスポットになりそうね。
 文・奥野斐/写真・沢田将人/デザイン・川端乙大
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