英国、3度目のロックダウン コロナ変異種で感染拡大、1日5万人超

2021年1月5日 12時22分

新型コロナウイルス(NIAID提供)

 【ロンドン=藤沢有哉】英国のジョンソン首相は4日夜のテレビ演説で、新型コロナウイルスの感染拡大により、国民の8割強が暮らすイングランド地方全域で都市封鎖(ロックダウン)を直ちに導入すると発表した。従来型よりも感染力が強い変異種の流行に歯止めがかからず、昨年3月と11月に続いて3回目の全域の封鎖を決めた。
 既にロンドンなどが事実上の都市封鎖に入っていたが、改めて全域で規制を強化。生活必需品を扱う店舗以外の商店は営業禁止で、特定の理由以外の外出も禁じた。学校への登校も2月中旬まで停止する。
 ジョンソン氏は「流行の開始以降で、病院はコロナの最も強い圧力にさらされている」と変異種の感染拡大による医療の逼迫を強調。「変異種の抑制のため、さらなる協力が必要なのは明らかだ」と述べた。
 英国では変異種流行でコロナ感染者が急増。4日発表の1日当たりの新規感染者は過去最多の5万8700人超で、7日連続で5万人を超えた。4日には英北部スコットランドでも、自治政府がほぼ全域で都市封鎖を導入すると発表した。

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