はみだしルンルン


鹿子裕文

絵・モンドくん


1,430円(本体価格1,300円)
B6判変型 並製 204ページ
9784808310516


世界のネジをゆるめる本

 なにかとネジをしめてくる、余裕のない社会。人を息苦しくさせるその雰囲気を抜本的に変えることはできないけれど、しめあげられたネジをゆるめてくれる、そんな本があってもいい。
 『へろへろ≪雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々≫』など
痛快脱力エッセイで人気の鹿子裕文氏待望の最新刊。
 「読むと肩の力が抜ける」と新聞らしからぬ感想が寄せられたエッセイとともに、連載開始時には中学生だったモンドくんの味わい深い絵をすべてカラーで収録した。
 愛すべきお年寄りたちのお話「人生へろへろ」、自称〝はみだしもの〟だからこそ見えてくる世界を綴った「はみだしルンルン」、ネコたちに人生を教わる「どうにもニャン太郎」の三部作は、読んでもお得な情報はないし、恐らく賢くなることもないけれど、大人の絵本のように、疲れた心がちょっと軽くなる不思議な言葉が見つかるはず。あったかいお風呂に浸かったような、ホッとできる「いい湯加減」の一冊。
【鹿子裕文】
1965年福岡県生まれ。フリー編集者・著述家。著書に『へろへろ≪雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々≫』(ナナロク社、ちくま文庫)、『ブードゥーラウンジ』(ナナロク社)。
【モンドくん(奥村門土)】
2003年福岡県生まれ。画家、イラストレーター。画集「モンドくん」(PARCO出版)。雑誌「ヨレヨレ」、瀬戸内寂聴『死に支度』、鹿子裕文『へろへろ』『ブードゥーラウンジ』の表紙・挿絵も担当。映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」では俳優、家族バンド「ボギー家族」では音楽と幅広く活躍。